上ノ原
以下の情報は、全国草原再生ネットワークが2017年9月時点で確認しているものです。
間違いがございましたら、お手数ですがこちらのフォームから情報をお寄せ下さい。
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上ノ原は、かつての茅場（ススキ草原11ha）と薪炭林（ミズナラ林10ha）からなる元入会地（21ha）。これを2013年、森林塾青水（せいすい）がみなかみ町から借り受け、40年ぶりに火入れを再開するなど再生に努めている。
昔は200haの広大な茅場で、牛馬の飼料や屋根材や堆肥として活用されていたが、1960年を最後に地元での葺き替えも行われなくなり、1980年にはゴルフ場がオープンし草原面積は激減した。
立地
| 所在地 | 標高 | 面積 |
|---|---|---|
| 群馬県みなかみ町 ＞ 上ノ原 | （googlemapからの自動計算 1056.7m） |
21ha（１年に焼くのは2ha程） （googlemapからの自動計算 8m） |
生態
| 草 地タイプ | 主な植 生 |
|---|---|
| 乾生草原185 ／ 半自然239 | ススキ73 |
管理の概要
| 主な特徴別 | 管理の目的 | 土地所有者 |
|---|---|---|
| 景観保全71生きものの保全47 | 市町村42 |
関与団体
| 行政関与 | 民間関与 | ボランティ ア関与 | その他関与 | 基金等 |
|---|---|---|---|---|
| 周辺の設備整備、観光PR | 森林塾青水による茅刈り、火入れ、環境教育、観察会、観光客へのガイド、モニタリングサイト1000調査など。 | 森林塾青水を通じて募集している。 |
| 団体が関与する他草原へのリンク |
|---|
| 株式会社 町田工業1森林塾青水1 |
施設
| 施設 | 自然公園等の指定 |
|---|---|
| 重要里地里山「上ノ原「入会の森」」 モニタリングサイト1000一般サイト「上ノ原」（調査項目：植生図） みなかみ町昆虫等保護条例 みなかみユネスコエコパーク(2017) |
課題・困っていること
| 困っていること |
|---|
| 人員不足93若手の不足102 |
観光情報
近隣に宝台樹スキー場
文献・書籍
| 関連文献 | 関連Book |
|---|---|
この記事の出典
ニュースレター掲載
- ニュースレターvol.8「「第9 回全国草原サミット・シンポジウムin みなかみ」の開催が決まりました！」（第9 回全国草原サミット・シンポジウム事務局）
- ニュースレターvol.10「現時点でのスケジュールおよび内容」（ネットワーク事務局）
- ニュースレターvol.10「サミットに期待するもの」（浅川 潔）
- ニュースレターvol.9「実行委員会の設立総会が開催されました！」（白川 勝信）
- ニュースレターvol.4「森林塾青水10 周年 草原再生フォーラム」（ネットワーク事務局）
- ニュースレターvol.13「第１分科会に参加して」（佐久間 智子）
- ニュースレターvol.11「サミット・シンポジウムのチラシが完成しました」（ネットワーク事務局）
- ニュースレターvol.6「森林塾青水設立10 周年記念シンポジウムが開催されました！」（ネットワーク事務局）
- ニュースレターvol.13「現地見学会に参加して」（森田 沙綾香）
- ニュースレターvol.7「上ノ原のカヤが被災地仮設住宅の断熱材に！」（森林塾青水）
- ニュースレターvol.3「みなかみ町上ノ原での野焼きについて」（浅川 潔）
- ニュースレターvol.36 全国草原リレー「上ノ原の野焼き15年」（笹岡 達男）
- ニュースレターvol.24 全国草原リレー「「野守」のつぶやき番外編 －「守り人」を訪ねる旅始めの記－」（清水 英毅）
- ニュースレターvol.27「シンポジウム第1 部「～草原保全のいろいろ～各地の草原の魅力を語ろう」を聞いて」（増井 太樹）
- ニュースレターvol.22「草原再生ことはじめ」（増井 大樹）
- ニュースレターvol.12「草原シンポジウム：基調講演・各地からの報告・分科会の様子」（ネットワーク事務局）
- ニュースレターvol.29「第2 分科会の報告」（山本 保孝）
- ニュースレターvol.9「日本茅葺き文化協会の取り組み」（上野 弥智代）
- ニュースレターvol.35「草原サミットの報告」（ネットワーク事務局）