NPO法人 グラウンドワークこしみず

日本の草原データベースとは・・・

全国草原再生ネットワークでは、日本各地の草原のデータベース化を進めています。
現在、情報は主に以下の方法で集めています。
 ・保全団体、個人からの情報提供
 ・エクスカーション(現地見学)による現地の確認
 ・アンケートによる実態の把握
 ・インターネット検索
なるべく多くの日本の草原を、実際に目や耳で確認し、より確実な情報の整備を進めていきたいと考えております。しかしながら、数多くの草原に対してスタッフは限られているのが現状です。そのため現在のデータベースはインターネット上の情報に頼っているところが多く、情報の確実性については一部保証できない草原もあります。ご了承の上、ご利用いただけますようお願いいたします。 また、より充実したデータベースとするため、皆様からの情報をお待ちしております。
情報に不足や間違いがございましたら、事務局までご一報お願いいたします。

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[凡例]
dry 乾性草地:ススキやカリヤス、チガヤといった植物が生育する草地
wet 湿性草地:ヨシやオギといった植物が生育する草地
mow 採草により、草地の利用や管理が行われている。
graze 放牧により、草地の利用や管理が行われている。
fire 火入れ(野焼き・山焼き)により、草地の管理が行われている。
various その他の管理や利用が行われている。  例:山菜採取、生物多様性保全等
midori ※情報整理中、または情報不足です。

小清水原生花園

所在地:北海道小清水町

面積:275ha

東西8km・最大幅800mの細長く伸びる原生花園で、北側をオホーツク海・南側を汽水の濤沸湖(とうふつこ)で挟まれている。海沿いにJR釧路本線・国道244号線が走り、それを境に海側が海岸砂丘草原、湖側が湿性草原となる。


年間で約200種の植物が見られ、夏のシーズンには約40種の美しい花々が観光客を楽しませる。


花が減って牧草ばかりになった時期があったが、これは牛馬の放牧が中止(1978)されたことや蒸気機関車が廃止(1975)され火の粉による野火が起こらなくなったことが原因とされている。


調査や試験を経て、現在は毎年の火入れと馬の放牧で美しい景観が維持されている。