全国版野焼き草刈りヒヤリ・ハット集

目的

日本では、草原環境を維持するために『野焼き・草刈り』は欠かせないものですが、その作業は自然を相手とするものであるため、経験が必要となります。しかし、経験者頼みではこれを継続することはできず、全国各地で、草原の保全に際してボランティアの参加が多くみられるようになりました。そして、この『野焼き・草刈り』作業は、経験豊富なベテランであっても、また作業にあたって細心の注意を払ったとしても、危険と隣り合わせの作業であることは紛れもないことです。不幸にも日本全国で、この数年のうちに、ボランティアの方が数名お亡くなりになっています。

「美しい草原を後世に残したい」との思いで草原維持活動に参加された方々の志を無駄にしないためにも、全国草原再生ネットワークでは、「全国版野焼き草刈りヒヤリ・ハット集」を作成しました。

活動にあたって、このヒヤリ・ハット集を活用いただくことで、楽しい草原管理の活動が続いていくことを願っております。

野焼き草刈りヒヤリ・ハット集 2014

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日本全国から集められた事例には、草刈りや火入れ時の色んなケースで発生したヒヤリ・ハットがありました。
作業従事者への注意喚起で防げるもの、管理者や消防関係者が予め想定しておくべきものなど、様々な立場の方が参考にできる一冊に仕上がっています。
本編の表現は、地域によって呼び方の単語の統一を図りました(例えば輪地や火道は防火帯とするなど)。
加えて、巻末には火入れ・草刈りに関する用語集も収録しています。

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↓「はじめに」と「目次」はこちらからご覧いただけます↓
ヒヤリ・ハット事例集目次(PDFファイル)

ヒヤリ・ハット情報提供のお願い

草原再生ネットワークでは、これからも日本全国から『野焼き・草刈り』に関するヒヤリ・ハットを集め、草原の維持管理について情報共有を図っていきます。作業中、生じた事故、あるいは事故に至らなかったものの、事故の一歩手前で「ヒヤリ」または「ハット」したことがありましたら、ぜひ情報をお寄せください。

提出方法

アンケート用紙を下記からダウンロードし、FAXもしくはメールでご提出ください。
アンケート用紙(wordファイル:24kb)

宛先

電話  0854-82-2727
FAX 0854-84-0262
メール ohgreen@iwami.or.jp
(担当):高橋泰子

集計方法について

皆様の事例報告は集計し、ヒヤリ・ハット事例集とし、また対策を検討し掲載することで、今後のボランティア活動の事故防止の強化に立てるものとします。

頂いたアンケートについて、イラスト処理いたします。
以下に記入例と編集例を記載しますので、参考にしていただければ幸いです。

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