草原用語

草原関連の用語を収集・整理し、検索できるようにしています。

本火 :ほんび

尾根側から谷に向かって下るように少しずつ火を入れていった後、斜面下方から火をつけて一気に斜面を焼き上げる際の強い火のこと。火消し棒などでは消火できないほど強い火であり、最後は火と火をぶつけあうことで消火する。

ボッチ :ぼっち

茅を束ねて立ておいたもの。主に北関東地方の方言。

ホトラ :ほとら

滋賀県北西部の言葉で、刈敷や飼料などに供する雑木の芽や草のこと。

ホトラ山 :ほとらやま

滋賀県北西部の言葉で、ホトラを採取する山のこと。朽木村史などにその出典を見ることができるが、今では当地域においてホトラ山はほとんど見られなくなっている。

ボランティア :ぼらんてぃあ

一般的に、自主的に無償で社会活動などに参加し、奉仕活動をする人のこと。草原再生の活動においては、防火帯づくりや火入れ作業に従事する人員の不足や高齢化が進んでおり、ボランティアの重要性が各地で増してきている。阿蘇では例年、延べ2,000人以上のボランティアが草原の維持管理活動に参加している。また、草原の公益的機能について理解を得るためには、草原でのガイド活動なども重要であり、このような活動にボランティアが活躍している地域も多い。

放棄草原 :ほうきそうげん

火入れや草刈りなどの維持管理が放棄された草原のこと。日本ではほとんどの地域で、早ければ放棄後、数年~10年程度で灌木が侵入し、その後森林へと遷移が進行する。

盆刈り :ぼんがり

夏のお盆に向けて、草を刈ること。お盆を前に、集落の道をきれいに整える意味がある。草原管理の面では、盆刈りにあたる7月~8月上旬にかけて草を刈ることが、大型草本の繁茂を抑える効果が最も高いことが分かっている。

放牧 :ほうぼく

牛や山羊などの家畜を牧野に放すこと。

盆花 :ぼんばな

盂蘭盆(うらぼん)に山野から取ってきて盆棚に飾る花。地方によって差異はあるが、ミソハギ、キキョウ、オミナエシなどが主である。

放牧圧 :ほうぼくあつ

放牧によって放牧地が受ける圧力のこと。草地学では、特にそこにある餌(草量)あたりの放牧頭数のこと。

放牧地 :ほうぼくち

牛馬の放牧に供している土地のこと。狭義には人工草地のことを指し、野草地を含まない場合がある。

放牧肥育 :ほうぼくひいく

牧柵 :ぼくさく

家畜が逃げないように放牧地に設置された柵のこと。

牧草 :ぼくそう

家畜の餌となる草のこと。狭義には、栄養価の高い外来の草本を差し、これらを特に外来牧草ともいう。

牧草飼育牛肉 :ぼくそうしいくぎゅうにく

牧野 :ぼくや

家畜の放牧または飼料・敷料の採取に使われる土地。

牧野組合 :ぼくやくみあい

牧野を共有し利用・管理する、地域の畜産農家などからなる組合。

牧養力 :ぼくようりょく

放牧地の単位面積あたりに、どの程度の家畜を飼育できるかを示す力。

干草刈り :ほしくさかり

放牧ができない冬季に、屋内で飼育する牛馬の飼料となる干草を刈ること。

古茅 :ふるがや

茅葺きの葺き替えの際に出る、古くなった茅のこと。なお、茅は貴重な資材であり、葺き替えの際に、まだ使える茅を選り分ける。また茅として使わない古茅も、長年、囲炉裏の煙で燻された状態であるため、良質な肥料となる。五箇山合掌造り(南砺市)では、古茅から和紙を作り、名刺として販売している。