渡良瀬遊水地_板倉町
以下の情報は、全国草原再生ネットワークが2017年9月時点で確認しているものです。
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渡良瀬遊水地は1930年、足尾鉱毒事件の鉱毒を沈殿し無害化するため、渡良瀬川下流に造成された約33km2の巨大な遊水地である。
栃木県（栃木市、小山市、下都賀郡野木町）、群馬県（邑楽郡板倉町）、埼玉県（加須市）、茨城県（古河市）の４県にまたがるが、その面積のほとんどを栃木市が占めている。
今もヨシズ生産が行われており、生産農家らが毎年ヨシ焼きを行う。野鳥や希少な植物も多く観察される。2012年、ラムサール条約登録湿地となった。
立地
| 所在地 | 標高 | 面積 |
|---|---|---|
| 群馬県板倉町 ＞ 海老瀬付近 | （googlemapからの自動計算 16.1m） |
（遊水地全体3300haのうち栃木県（栃木市、野木町、板倉町）で9割） （googlemapからの自動計算 43.1m） |
生態
| 草 地タイプ | 主な植 生 |
|---|---|
| 湿生草原48 ／ 半自然239 | ヨシ38 |
管理の概要
| 主な特徴別 | 管理の目的 | 土地所有者 |
|---|---|---|
| ヨシ原34 | 国28 |
関与団体
| 行政関与 | 民間関与 | ボランティ ア関与 | その他関与 | 基金等 |
|---|---|---|---|---|
| 国土交通省による管理。 板倉町が主に管理しているのは遊水地にある運動施設であり、遊水地自体の保全や利活用は関係自治体と連携して進めており町単独での活動は特に行っていない。 |
学識者、NPOによる管理。渡良瀬遊水地ヨシ焼き連絡会による火入れ | × | 一般財団法人 渡良瀬遊水地アクリメーション振興財団、渡良瀬遊水地利用組合連合会 | わたらせ未来基金 |
| 団体が関与する他草原へのリンク |
|---|
| ラムサール湿地ネットわたらせ6わたらせ未来基金6一般財団法人 渡良瀬遊水地アクリメーション振興財団1国土交通省関東地方整備局1日本野鳥の会栃木6渡良瀬遊水地利用組合連合会6渡良瀬遊水池ヨシ焼き連絡会6渡良瀬遊水池を守る利根川流域住民協議会6藤岡よし利用組合6谷中村の遺跡を守る会6 |
施設
| 施設 | 自然公園等の指定 |
|---|---|
| わたらせ自然館 | 国指定渡良瀬遊水地鳥獣保護区(2012) ラムサール条約登録湿地「渡良瀬遊水地」(2012） |
課題・困っていること
| 困っていること |
|---|
観光情報
板倉町は、群馬県の最東南端に位置し、町の南を利根川が、北を渡良瀬川が流れ、東には渡良瀬遊水地が広がる。
古くから洪水多発地帯であり、豊かな土壌・生態系と暮らしの工夫に彩られた河川景観が、「利根川・渡良瀬川合流域の水場景観」として、関東で初となる国の重要文化的景観に選定(2011)された。
近隣の薬師寺のしだれ桜も見事。
文献・書籍
| 関連文献 | 関連Book |
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