福島潟のヨシ原 

以下の情報は、全国草原再生ネットワークが2017年9月時点で確認しているものです。
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福島潟は新潟市の東方に位置し、全体の面積は262ha。


国の天然記念物であり豊栄地区の鳥でもあるオオヒシクイをはじめとする220種類以上の渡り鳥が飛来し、繁殖地や越冬地として利用する鳥類も多い。国指定福島潟鳥獣保護区(集団渡来地)に指定されており、また、日本で最初の「1級鳥類観測ステーション」が設置された場所でもある。山階鳥類研究所による標識リングを使った調査が毎年行われている。


水生・湿性植物なども450種類以上確認されており、特にオニバスの日本北限の自生地として、ミズアオイ、ミクリなど全国的にも希少となっている植物の自生地として知られている。

立地

所在地 標高 面積
新潟県新潟市 > 北区前新田乙 0m
(googlemapからの自動計算 -0.6m)
100ha

生態

管理の概要

関与団体

 
行政関与 民間関与 ボランティ ア関与 その他関与 基金等
市町村による管理(管理作業の費用負担) 「ヨシあし和紙の会」による福島潟産ヨシ100%の和紙づくり。 NPO法人 ねっとわーく福島潟による受け入れ(草刈り等の草原維持のための作業、動植物の観察会や保全活動、観光客へのガイド、学生ボランティアの参加、自然系学校と連携、小・中学校等の環境教育) 福島潟環境保全対策推進協議会, 福島潟みらい連合

施設

課題・困っていること

観光情報

五頭(ごず)連峰を映す湖面と鳥や人が一体となって織りなす四季折々の新潟の原風景を今に残している。


ヨシ葺き屋根の無料休憩交流施設「潟来亭」がある。毎年4月上旬~5月上旬の菜の花畑(3ha)が見頃の時期に、特にヨシ葺き屋根とのコントラストが美しい。


自然学習園には、キャンプ場や雁晴れ舎(国指定福島潟鳥獣保護区管理棟)がある。


隣接する設備が各種整備されている。水の駅「ビュー福島潟」、プールを備えた「遊水館」、宿泊施設「菱風荘」などがある。

文献・書籍

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この記事を書いた人

全国草原再生ネットワーク事務局員。2児の母。ものづくり好き。
大学では環境生態学を専攻していました。
ここではWEBデータベース制作と、各草原のデータ記入を主に担当しています。草原情報をぜひお寄せください!

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