開田高原 

以下の情報は、全国草原再生ネットワークが2017年9月時点で確認しているものです。
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撮影:●氏

開田高原は旧開田村を表す住所の名称であり、その中に草地が点在している。開田高原は伝統的な木曽馬の飼育地であり、現在も小規模ながら継続されている。また、野草放牧地での牛の放牧も行われている。


木曽馬の飼育が盛んだった1950年代には、広大な採草地が広がり「採草地を半分にわけ、ある年片方のみ、春先に火入れをし、秋にそこで採草する。もう一方は、翌年の春に火入れし、秋に採草する」ことを交互に繰り返す独特な草地管理が行われてきた。これらの採草地ではキキョウやオミナエシが見られ、かつて盆花として利用されていた。


また、採草地は長野県内で唯一のチャマダラセセリ生息地であり、草刈りや火入れなどの保護活動が行われている。チャマダラセセリは環境省レッドリスト絶滅危惧ⅠB類、長野県版レッドリスト絶滅危惧ⅠA類、長野県希少野生動物保護条例指定の希少な草原性チョウであり、許可なく捕獲・採集することが禁じられている。

立地

所在地 標高 面積
長野県木曽町 1,000〜1,500m
(googlemapからの自動計算 1158.4m)

生態

管理の概要

関与団体

 
行政関与 民間関与 ボランティ ア関与 その他関与 基金等
木曽町環境協議会 地元関係者による草刈り、火入れ。火入れ時は消防団が待機。 NPO法人 日本チョウ類保全協会による草刈り

施設

課題・困っていること

困っていること
その他9 (備考:
  • チャマダラセセリ生息地の踏み荒らしなど
  • 観光情報

    文献・書籍

    関連文献 関連Book

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    この記事を書いた人

    全国草原再生ネットワーク事務局員。2児の母。ものづくり好き。
    大学では環境生態学を専攻していました。
    ここではWEBデータベース制作と、各草原のデータ記入を主に担当しています。草原情報をぜひお寄せください!

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