長野県

日本の草原データベースとは・・・

全国草原再生ネットワークでは、日本各地の草原のデータベース化を進めています。
現在、情報は主に以下の方法で集めています。
 ・保全団体、個人からの情報提供
 ・エクスカーション(現地見学)による現地の確認
 ・アンケートによる実態の把握
 ・インターネット検索
なるべく多くの日本の草原を、実際に目や耳で確認し、より確実な情報の整備を進めていきたいと考えております。しかしながら、数多くの草原に対してスタッフは限られているのが現状です。そのため現在のデータベースはインターネット上の情報に頼っているところが多く、情報の確実性については一部保証できない草原もあります。ご了承の上、ご利用いただけますようお願いいたします。 また、より充実したデータベースとするため、皆様からの情報をお待ちしております。
情報に不足や間違いがございましたら、事務局までご一報お願いいたします。

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[凡例]
dry 乾性草地:ススキやカリヤス、チガヤといった植物が生育する草地
wet 湿性草地:ヨシやオギといった植物が生育する草地
mow 採草により、草地の利用や管理が行われている。
graze 放牧により、草地の利用や管理が行われている。
fire 火入れ(野焼き・山焼き)により、草地の管理が行われている。
various その他の管理や利用が行われている。  例:山菜採取、生物多様性保全等
midori ※情報整理中、または情報不足です。

与川峠の草原

所在地:長野県大桑村

面積:30ha

美ヶ原高原_松本市

所在地:長野県松本市 > 長野県松本市・上田市・小県郡長和町

面積:
(googlemapからの自動計算 29.4m)

菅平高原

所在地:長野県上田市 > 上田市菅平高原1278-288

面積:

菅平牧場は130年の歴史を持つ長野県内最古最大の育成牧場であり、総面積1566ha のうち野草地128.0ha(2005年時点)。

美ヶ原高原_上田市

所在地:長野県上田市 > 長野県松本市・上田市武石上本入焼山国有林内ほか・小県郡長和町

面積:140ha(牧場総面積411haのうち野草放牧地)
(googlemapからの自動計算 96.9m)

霧ヶ峰高原_諏訪市

所在地:長野県諏訪市 > 茅野市、諏訪郡下諏訪町、小県郡長和町にまたがる

面積:10.6ha

上川のヨシ原

所在地:長野県諏訪市

面積:延長3.1km

峰の原高原

所在地:長野県須坂市

面積:

上田市菅平高原に隣接しており、根子岳の山麓に広がる標高1,500mの高原。牛や馬の飼料などの採草地が、1980年ごろに保健休養地として開発された。


峰の原高原スキー場では、草原の草花を多く観察することができる。


ペンションオーナーなどで構成される「峰の原高原 MiNe(マイン)」によって、勢いを増してきたススキの選択的刈り取りや外来植物の抜き取りなどが行われている。

戸狩温泉スキー場カシオペアゲレンデ

所在地:長野県飯山市

面積:10~50ha

霧ヶ峰高原_茅野市

所在地:長野県茅野市 > 車山高原、白樺高原

面積:

「霧ヶ峰高原_諏訪市」の東側に接したエリアで、東に向かって車山~車山高原~白樺高原~白樺湖まで伸びる。


茅野市側は諏訪市側と違ってごく少ない人数で火入れが行われる。また、着火は灯油に一週間ほど浸した布を太い針金の先にボール状に巻きつけたものを引きずりながら行うというもので、珍しい。

三ツ石サクラソウ再生刈取実験区

所在地:長野県軽井沢町

面積:

美ヶ原高原_長和町

所在地:長野県長和町 > 長野県松本市・上田市・小県郡長和町

面積:
(googlemapからの自動計算 90.6m)

開田高原

所在地:長野県木曽町

面積:

開田高原は旧開田村を表す住所の名称であり、その中に草地が点在している。開田高原は伝統的な木曽馬の飼育地であり、現在も小規模ながら継続されている。また、野草放牧地での牛の放牧も行われている。


木曽馬の飼育が盛んだった1950年代には、広大な採草地が広がり「採草地を半分にわけ、ある年片方のみ、春先に火入れをし、秋にそこで採草する。もう一方は、翌年の春に火入れし、秋に採草する」ことを交互に繰り返す独特な草地管理が行われてきた。これらの採草地ではキキョウやオミナエシが見られ、かつて盆花として利用されていた。


また、採草地は長野県内で唯一のチャマダラセセリ生息地であり、草刈りや火入れなどの保護活動が行われている。チャマダラセセリは環境省レッドリスト絶滅危惧ⅠB類、長野県版レッドリスト絶滅危惧ⅠA類、長野県希少野生動物保護条例指定の希少な草原性チョウであり、許可なく捕獲・採集することが禁じられている。

牧の入茅場

所在地:長野県小谷村 > 大字千国乙12849番地

面積:6ha

小谷村千国(おたりむらちくに)にあり、北アルプス白馬乗鞍岳に発現する親沢左岸の斜面に広がる。


小谷村の他の茅場の多くがスキー場に転用され、ここだけが茅場として残った。


ここで主に茅材にしているのはオオヒゲナガカリヤスモドキであり、地元では小茅(コガヤ)と呼ばれる。ススキ(大茅)よりも良質とされ、江戸時代には小谷村産のものが松本藩に重宝された。


毎年、2軒分の葺き替えに必要な茅が取れる。