草原用語

電気柵:でんきさく electric fence

家畜や野生動物の越境を防ぐために、電気ショックを用いた柵。軸となるロープに細い電線を這わせ、そこに電流を流すことで、動物が触れた際に弱い電気ショックが起こる仕組みになっている。

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動力噴霧器:どうりょくふんむき Power sprayer

ポンプにより圧力をかけた水を霧状に散布する器械。一般には、農薬散布のための機械であるが、火入れの消火に用いる。大量の水を広い範囲に散布することが可能であるため、火入れの事故防止に高い効果があるが、運搬に軽4輪トラックなどが必要であるため、導入できる箇所はある程度限られている。略称「動噴(どうふん)」 【関連語】ジェットシューター

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ドリーネ:どりーね doline

【関連語】カルスト

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土塁:どるい Earthworks?

土を積み上げ、牧野の境界を示したもの。高く積まれるため、放牧される馬が乗り越えることを防ぐ。 【関連語】石塁

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夏山冬里:なつやまふゆさと winter housing system

の飼い方の一つ。夏は山に放牧し、冬は舎などの屋内で飼うスタイルのこと。 【対義語】周年放牧

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難燃性作業服:なんねんせいさぎょうふく 

火入れの際に着用する、火がつきにくい素材でできた作業服。近年、化学繊維でできた燃えやすい素材の衣類が増えたため、火入れ作業においては衣類の選び方に注意が必要である。

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二次草原:にじそうげん 

【類義語】半自然草原

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野焼き:のやき Controlled burn

主に冬から春にかけて行われる、草原に火を放って地上部を焼き払う行為。植生遷移(森林化)を断ち切り、人為的に草原の状態に留める役割がある。これにより健やかな芽吹きを促すとも、畜産に有害なダニを駆除するとも言われている。 【類義語】火入れ,山焼き

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火入れ条例:ひいれじょうれい 

各市町村長が森林法に基づいて、火入れの許可を行う場合の手続きや許可の要件を定めたもの。

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バイオマスエネルギー:ばいおますえねるぎー biomass energy

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ハギ山:はぎやま 

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パラグライダー:ぱらぐらいだー Paraglider

スカイスポーツの一つ。

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半自然草原:はんしぜんそうげん semi-natural grassland

【類義語】二次草原

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繁殖農家:はんしょくのうか rancher

の生産農家の内、繁殖により生産した子を売る農家のこと。

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肥育農家:ひいくのうか 

の生産農家の内、繁殖農家から購入したを肥育し、食用肉として販売する農家のこと。

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火入れ:ひいれ Controlled burn

主に冬から春にかけて行われる、草原に火を放って地上部を焼き払う行為。植生遷移(森林化)を断ち切り、人為的に草原の状態に留める役割がある。これにより健やかな芽吹きを促すとも、畜産に有害なダニを駆除するとも言われている。 【類義語】野焼き,山焼き

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火打ち縄:ひうちなわ 

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火消し棒:ひけしぼう Firefighter rod?

火を叩き消すための箒状の道具。竹の先を割り広げてカズラを編み込んだものなど。常緑樹の青葉がついた枝をそのまま使う場合もあり、主にスギやヒノキが利用されるが、地方によってはアセビやヤマツバキなどの他の常緑樹が使われることもある。藁などを巻きつけた上で、水につけて用いる地域もある。

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火の生態学:ひのせいたいがく fire ecology

山火事跡や火入れ地に出来る生態系を研究する学問。特に、山火事が自然に発生しやすいアメリカで盛んな研究テーマである。火事が頻発する土地では、火事に適応した生物の特性が知られており、例えば、マツの中には火事による高温化に晒されることで球果(松ぼっくり)が開き、発芽が可能になる種が存在する。このような種は火事に依存し、火事とともに進化してきたと考えられている。このため、自然界における火事は特定の動植物に一時的に影響を与えることがあっても、その地域の生態系に対しては、絶対的な悪影響を及ぼすことはないと考えられている。

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火道:ひみち Firebreak

火入れの際、周囲への延焼を防止するため、あらかじめ草を刈り取り除去し可燃物を取り去った帯状のエリアのこと。通常は幅5m〜10m程度。火道という言葉は、主に秋吉台地方で使われている。 【類義語】防火帯,輪地 【関連語】火道切り

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火道切り:ひみちきり making Firebreak?

火道防火帯)を作ること。秋吉台地方に独特の言葉。 【類義語】輪地切り 【関連語】防火帯,輪地,火道

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日役:ひやく 

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氷河遺存種:ひょうがいぞんしゅ 

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風衝草原:ふうしょうそうげん windswept grassland?

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防火帯:ぼうかたい Firebreak

火入れの際、周囲への延焼を防止するため、あらかじめ草を刈取り除去し可燃物を取り去った帯状のエリアのこと。通常は幅5m〜10m程度。 【類義語】輪地,火道

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放棄草原:ほうきそうげん 

火入れや草刈りなどの維持管理が放棄された草原のこと。日本ではほとんどの地域で、早ければ放棄後、数年~10年程度で灌木が侵入し、その後森林へと遷移が進行する。

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放牧:ほうぼく grazing, stoking

や山羊などの家畜を牧野に放すこと。

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放牧圧:ほうぼくあつ grazing pressure

放牧によって放牧地が受ける圧力のこと。草地学では、特にそこにある餌(草量)あたりの放牧頭数のこと。

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放牧地:ほうぼくち grazing land, pasture, grazed sward

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牧柵:ぼくさく fence

家畜が逃げないように放牧地に設置された柵のこと。

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牧草:ぼくそう herbage plant, pasture plant

家畜の餌となる草のこと。狭義には、栄養価の高い外来の草本を差し、これらを特に外来牧草ともいう。 【関連語】外来牧草

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牧草飼育牛肉:ぼくそうしいくぎゅうにく Glass-Fed Beef

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牧野:ぼくや range

家畜の放牧または飼料・敷料の採取に使われる土地。 【関連語】原野,牧野組合

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牧野組合:ぼくやくみあい pastoral association

牧野を共有し利用・管理する、地域の畜産農家などからなる組合。 【関連語】牧野

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牧養力:ぼくようりょく Carrying capacity, grazing capacity

放牧地の単位面積あたりに、どの程度の家畜を飼育できるかを示す力。 【関連語】環境収容力

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ボッチ:ぼっち 

ねて立ておいたもの。主に北関東地方の方言。 【関連語】草小積、コエグロニュウ

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盆刈り:ぼんがり 

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盆花:ぼんばな 

盂蘭盆(うらぼん)に山野から取ってきて盆棚に飾る花。地方によって差異はあるが、ミソハギ、キキョウ、オミナエシなどが主である。

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秣:まぐさ 

馬などの家畜の飼料とする草。

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モーモー輪地切り:もーもーわちぎり 

輪地防火帯)を人の手で作る膨大な労力を軽減するために考案された手法で、輪地にする部分にを放ち草を食べさせることで可燃物を除去する。 【関連語】輪地,輪地切り,輪地焼き

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薬草:やくそう 

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野草地:やそうち native grassland

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屋根鋏:やねばさみ 

葺きの形を整えるために使われる鋏のこと。

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山口型放牧:やまぐちがたほうぼく 

山口県で昭和60年代から始められた放牧様式。耕作放棄地を放牧地として活用することで、家畜の飼育コストを下げると共に、耕作放棄地の環境・景観管理を労力をかけずに行うことを目指した手法。家畜頭数に適した耕作放棄地の面積や家畜の訓練などの研究が行われている。

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山焼き:やまやき Controlled burn

主に冬から春にかけて行われる、草原に火を放って地上部を焼き払う行為。植生遷移(森林化)を断ち切り、人為的に草原の状態に留める役割がある。これにより健やかな芽吹きを促すとも、畜産に有害なダニを駆除するとも言われている。類語の「火入れ」に比べ、山体全体が草地である場合にその山全体を焼く行為を指すことが多い。大室山焼き(静岡県)、若草山焼き(奈良県)、秋吉台山焼き(山口県)など。 【類義語】火入れ,野焼き

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結:ゆい 

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優占種:ゆうせんしゅ dominant species

ある環境において最も生育・生息する範囲が広い、または密度が高い生物種。

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有毒植物:ゆうどくしょくぶつ poisonous plant

実や茎、葉、根などの植物体に、毒を有する植物。草原においては家畜が忌避することから、放牧地や放牧跡地に多く見つかる。主なものとしては、レンゲツツジやオキナグサなど。 【関連語】忌避植物

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雪囲い:ゆきがこい 

豪雪地帯において、冬季の間、積雪による様々な影響を防止・緩和するために、建物を囲う垣根のこと。(のほか、板や竹なども使われる。)

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葦刈り:よしがり 

ヨシを刈り取ること。刈りの一つ。

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