原生花園 げんせいかえん

画像保有者:横田 潤一郎

主に北海道の沿岸部に見られる草原。かつて北海道では沿岸部の野草地や伐採跡地で放牧を行っていたが、家畜が好むイネ科草本などが選択的に採食された結果、家畜があまり好まない植物が高い密度で残り、花畑のような独特の景観を形成するようになった。この景観のことを原生花園と呼び、地元では観光などに活用している。「原生」という名がつくが、上記のような形成過程をもつため、ほとんどの場合、原始的な自然環境ではないといえる。また、撹乱の減少に伴って植物種数が減少している原生花園もある。小清水町にある小清水原生花園では、火入れを行うことで、草原の再生が試みられている。

用語カテゴリ 英訳
生態学53
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