秋の七草:あきのななくさ seven flowers of autumn, festival of seven flowers

万葉集におさめられた山上憶良の歌で選定された、秋を代表する草花のこと。「秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり) かき数ふれば 七種(ななくさ)の花」「萩の花 尾花葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝貌(あさがお)の花」。つまりハギ、ススキ、クズ、オミナエシ、フジバカマ、キキョウのこと。すべてが草原性の植物であるが、その多くが各地域の絶滅危惧種となっている。 【関連語】ハギ、ススキ、クズ、オミナエシ、フジバカマ、キキョウ

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入会論争:いりあいろんそう 

ここでいう論争とは学術的な意味ではなく、言い争い、対立のこと。江戸時代から明治期にかけては、草地の重要性は現代よりはるかに高く、多くが入会地として管理されていた。そのため、その所有権や境界に関して、集落間や集落内、または統治者と集落の間で対立が耐えず、裁判が行われた例も各地で見つかっている。

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御狩場:おかりば 

中世において、領主が鷹狩を楽しむために維持管理された草地

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男結び:おとこむすび 

縄のび方の一種。日本の葺きの屋根を葺く際に、最も使用頻度が高い、重要な結び方である。捻じる動作によって締め上げることに特徴があり、緩みにくく、ほどけない結び方であるが、緩みなく締めるには習熟が必要である。全国的に用いられ、地域によって様々な呼び方がある。 【類義語】いぼ結び

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茅:かや thatch plants

古来より屋根材、飼料、肥料などに使われて来たイネ科やカヤツリグサ科に属する草本の総称。ススキ、カリヤス、ヨシの他に、オギ、チガヤ、スゲなど。各地で伝統的な呼び名として、ヤマガヤ、コガヤ、シマガヤなどと呼ばれるが、呼び方は地域によって様々で、種名と一致しない場合も多い。
英語圏では、に変わる直接的な英訳はなく、材料に応じてstraw(藁)、water reed(ヨシ)、Sedge(スゲ)などに区別して認識されているようである。 【関連語】ススキ,カリヤス,葺き

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茅垣:かやがき 

でできた垣根のこと。

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茅場:かやば 

を生産する目的で管理された草原のこと。東京駅近くの場町は、かつてが生い茂る土地であったとされている。 【類義語】野 【関連語】茅

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茅葺き、萱葺き:かやぶき Thatching

を主な材料として葺かれた屋根。広義に草葺きのこと。 【関連語】

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官牧:かんぼく 

中世時代に、軍馬の飼育のために管理されていた官制の草原。天皇の勅命により開発された牧は、勅旨牧と呼ばれる。 【関連語】勅旨牧

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草玩具:くさがんぐ 

草で作った玩具のこと。冠やバッタ、フクロウなどを模したものや、草笛などがある。

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草スキー:くさすきー Grass Ski

雪上ではなく、芝地の斜面を滑降するスキーのこと。草スキーではグラススキーと呼ばれる専用の道具を用いて滑降する。グラススキーにはエレメントと呼ばれる無限軌道が回転し、草の上でも滑ることが可能となっている。

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草もみじ:くさもみじ 

草が紅葉すること。また色づいた草原の景観。

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草山:くさやま 

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ごうだて金:ごうだてきん 

労働力となる若い男子が出稼ぎ等のため居ない家など、やむを得ず義務づけられた公役を果たせない場合に、その対価として支払うお金のこと。

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コモンズ:こもんず commons

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採草権:さいそうけん 

採草する権利のこと。草資源はかつての暮らしの中で非常に重要であったことから、採草する権利を巡っては多くの争いがあった。

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刺し子:さしこ 

主に作業着などの布地をすり切れにくくするために施した刺繍のこと。装飾的な幾何学模様をあらわすこともある。江戸時代の火消しが着た半纏は、布地に等間隔の刺し子がされ、染め抜きで文様が描かれている。これに水を含ませて着用することで現代でいう難燃性作業服の役目をしていた。 【関連語】難燃性作業服

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地走り:じばしり 

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迅速測図:じんそくそくず 

明治期に作成された地図。フランス式の図法が採用され、日本で初めて近代的な手法で作成された地図。正確な平面図に土地利用が記されたもっとも古い地図であり、日本において草原が最も頻繁に利用されていた一時代の土地利用を復元することが可能な貴重な資料。関東地方の迅速測図は、独立行政法人農業環境技術研究所が構築した、歴史的農業環境閲覧システム上で公開され、インターネット上で閲覧が可能となっている(http://habs.dc.affrc.go.jp/index.html)。

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スカイスポーツ:すかいすぽーつ Air sports

ハンググライダー、パラグライダー等の空中遊泳を楽しむスポーツのこと。この内、動力源を持たないスカイスポーツを行うためには、航空機により上空まで移動してそこから飛び降りるか、崖や開けた急傾斜などを利用して離陸する必要がある。急傾斜をもつ草原は、離陸のための滑走路として適していることから、スカイスポーツの基地として利用されているところがあり、細野高原(静岡県)などが知られている。

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スキー場:すきーじょう Ski resort

スキーやスノーボードなどの、雪上を滑降するウィンタースポーツを行う場所。安全に滑降するためには樹林の無い開けた斜面地が必要であり、各地の入会地としての草原がその大規模開発用地の対象とされたことも多かったようである。

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千年の草原:せんねんのそうげん Aso Millennium Grassland

阿蘇地方の草原は、平安時代中期に編纂された延喜式に記録があることから、少なくとも千年以上、草原として存在することがわかっており、このことを受けて千年の草原と呼ばれる。
なお近年の研究から、様々な科学的分析により、阿蘇の草原は1万年前から存在することが明らかとなっている。

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総事:そうごと 

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たたら残丘:たたらざんきゅう 

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ハギ山:はぎやま 

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パラグライダー:ぱらぐらいだー Paraglider

スカイスポーツの一つ。

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ボッチ:ぼっち 

ねて立ておいたもの。主に北関東地方の方言。 【関連語】草小積、コエグロニュウ

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盆刈り:ぼんがり 

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盆花:ぼんばな 

盂蘭盆(うらぼん)に山野から取ってきて盆棚に飾る花。地方によって差異はあるが、ミソハギ、キキョウ、オミナエシなどが主である。

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薬草:やくそう 

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結:ゆい 

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雪囲い:ゆきがこい 

豪雪地帯において、冬季の間、積雪による様々な影響を防止・緩和するために、建物を囲う垣根のこと。(のほか、板や竹なども使われる。)

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葦刈り:よしがり 

ヨシを刈り取ること。刈りの一つ。

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葦簀:よしず yoshizu

ヨシで作られた簾のことで、夏の強い日光を遮るために用いる。軒からかけて垂らす掛け簾、軒先に立てかける立て簾がある。
材料のヨシの産地としては、琵琶湖(滋賀県)や渡良瀬遊水地(栃木県)などが知られる。

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リード:りーど reed

ヨシで作られた、雅楽などで使う笛の吹き口の部分のこと。

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ワラビ採り:わらびとり 

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草葺:くさぶき 

草で葺かれた屋根のこと。

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藁(麦藁、藁茅):わら(むぎわら、わらがや) Straw

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茅刈り:かやかり 

を刈り取り、にまとめる作業のこと。主として農繁期が終わり、が枯れあがる11月~3月ごろに行われる。資材としての収穫であるため、除草を目的とした単純な草刈とは刈り方が異なる。近年では、専用の機械を用いた刈りも行われている。 【関連語】

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茅壁:かやかべ 

でできた壁のこと。

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公役:くえき 

公役に労働力を出すこと。

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野分け:のわけ 

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古野:ふるの 

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