草原用語

草原関連の用語を収集・整理し、検索できるようにしています。

繁殖農家 :はんしょくのうか

牛の生産農家の内、繁殖により生産した子牛を売る農家のこと。

肥育牛 :ひいくぎゅう

肥育農家 :ひいくのうか

牛の生産農家の内、繁殖農家から購入した牛を肥育し、食用肉として販売する農家のこと。

火入れ :ひいれ

主に冬から春にかけて行われる、草原に火を放って地上部を焼き払う行為。植生の遷移(森林化)を断ち切り、人為的に草原の状態に留める役割がある。これにより健やかな芽吹きを促すとも、畜産に有害なダニを駆除するとも言われている。

火入れ条例 :ひいれじょうれい

各市町村長が森林法に基づいて、火入れの許可を行う場合の手続きや許可の要件を定めたもの。

火打ち縄 :ひうちなわ

火消し :ひけし

火入れ時に、火消し棒を使って、残り火などを叩き消していく作業のこと。また、その役割の人のこと。

火消し棒 :ひけしぼう

火を叩き消すための箒状の道具。竹の先を割り広げてカズラを編み込んだものなど。常緑樹の青葉がついた枝をそのまま使う場合もあり、主にスギやヒノキが利用されるが、地方によってはアセビやヤマツバキなどの他の常緑樹が使われることもある。藁などを巻きつけた上で、水につけて用いる地域もある。