半自然

日本の草原データベースとは・・・

全国草原再生ネットワークでは、日本各地の草原のデータベース化を進めています。
現在、情報は主に以下の方法で集めています。
 ・保全団体、個人からの情報提供
 ・エクスカーション(現地見学)による現地の確認
 ・アンケートによる実態の把握
 ・インターネット検索
なるべく多くの日本の草原を、実際に目や耳で確認し、より確実な情報の整備を進めていきたいと考えております。しかしながら、数多くの草原に対してスタッフは限られているのが現状です。そのため現在のデータベースはインターネット上の情報に頼っているところが多く、情報の確実性については一部保証できない草原もあります。ご了承の上、ご利用いただけますようお願いいたします。 また、より充実したデータベースとするため、皆様からの情報をお待ちしております。
情報に不足や間違いがございましたら、事務局までご一報お願いいたします。

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[凡例]
dry 乾性草地:ススキやカリヤス、チガヤといった植物が生育する草地
wet 湿性草地:ヨシやオギといった植物が生育する草地
mow 採草により、草地の利用や管理が行われている。
graze 放牧により、草地の利用や管理が行われている。
fire 火入れ(野焼き・山焼き)により、草地の管理が行われている。
various その他の管理や利用が行われている。  例:山菜採取、生物多様性保全等
midori ※情報整理中、または情報不足です。

開田高原

所在地:長野県木曽町

面積:

開田高原は旧開田村を表す住所の名称であり、その中に草地が点在している。開田高原は伝統的な木曽馬の飼育地であり、現在も小規模ながら継続されている。また、野草放牧地での牛の放牧も行われている。


木曽馬の飼育が盛んだった1950年代には、広大な採草地が広がり「採草地を半分にわけ、ある年片方のみ、春先に火入れをし、秋にそこで採草する。もう一方は、翌年の春に火入れし、秋に採草する」ことを交互に繰り返す独特な草地管理が行われてきた。これらの採草地ではキキョウやオミナエシが見られ、かつて盆花として利用されていた。


また、採草地は長野県内で唯一のチャマダラセセリ生息地であり、草刈りや火入れなどの保護活動が行われている。チャマダラセセリは環境省レッドリスト絶滅危惧ⅠB類、長野県版レッドリスト絶滅危惧ⅠA類、長野県希少野生動物保護条例指定の希少な草原性チョウであり、許可なく捕獲・採集することが禁じられている。

宇治川のヨシ原

所在地:京都府京都市 > 伏見区

面積:

若草山

所在地:奈良県奈良市 > 奈良市春日野町157外

面積:

蒜山高原

所在地:岡山県真庭市 > 蒜山上徳山、蒜山西茅部、蒜山湯船の一部

面積:

蒜山高原は標高500mから600m程度の高原地帯であり、西日本を代表する人気のリゾート地帯。蒜山三座(100万年前から60万年前まで活動していた火山)の中腹にあたり、「黒ボコ」といわれる火山灰土壌が広がる。


昭和初期までは軍用地で、射爆場や軍用馬の養成場として使われていた。


1940年代には今の18倍の面積で山焼きが行われていたが、現在は牧草地に造成された残りの斜面を焼くなど小面積になっている。しかし、複数箇所で地元住民や団体による山焼きが続けられており、点在するサクラソウ自生地の維持のための努力もなされている。

天狗高原

所在地:高知県津野町

面積:

日本三大カルストのひとつである四国カルストの東部にあたる。


四国カルストは西から大野ヶ原(愛媛県伊予市)、姫鶴平(愛媛県久万高原町)、五段高原(愛媛県久万高原町と高知県檮原町・津野町)、天狗高原(高知県津野町)と連なる。

神浦草原

所在地:長崎県佐世保市 > 宇久町神浦(平子、五代畑)

面積:8.9ha
(googlemapからの自動計算 7.4m)

阿蘇_阿蘇市

所在地:熊本県阿蘇市

面積:1,600ha(阿蘇全体で)

タデ原湿原

所在地:大分県九重町 > 大字田野

面積:38ha
(googlemapからの自動計算 40.4m)

九重火山群の山岳地域に形成された標高1,230m~1,270m の中間湿原。山岳地域に形成された中間湿原としては、国内最大級の面積を有し、多様な地質・地形を反映した植生分布となっており、我が国を代表する湿地のタイプである。


隣接のビジターセンターがある長者原(ちょうじゃばる)は飯田高原の中心地一帯の地名。

野尻野高原

所在地:鹿児島県南大隅町

面積: