全国草原再生サミット・シンポジウムの開催支援
サミットの成り立ち
全国草原サミットは、日本の草原がかかえる問題を明らかにし、各地の草原を有する自治体間の交流の輪を広げ、連帯を密にしていく目的で開催された「久住高原野焼きシンポジウム、全国野焼きサミット(1995年、大分県久住町(現竹田市))」に端を発しています。
その後、全国野焼きサミットは「全国草原サミット」と改称され、あわせて、市民レベルでの話し合いや情報交換も「全国草原シンポジウム」として続けられてきました。
その後、2018年までに計12回が開催され、草原の価値や草原保全に関する取り組みの報告、草原に対する国民の関心を高めることの重要性、行政、地域住民、農畜産業者、都市住民などのパートナーシップの重要性などについて意見交換がなされてきました。
全国草原再生ネットワークの果たす役割
「全国草原再生ネットワーク」は、2007年秋季の全国草原シンポジウムin東伊豆の開催に先だち、草原を守っていくために、全国草原シンポジウム・サミットを今後とも継続し、日本各地の草原を有する地域の関係者間のネットワークを広げ、より一層の連携の図っていく必要性から立ち上げられました。
第8回(広島県北広島町)、第9回(群馬県みなかみ町)から、全国に拡がるネットワークを活かし、サミット・シンポジウムの開催支援を行っています。
具体的には、全国の草原に関する情報や、これまでのサミット実施経緯等の情報の提供、次期開催地の検討などを行っています。
近年のサミット宣言では、「草原100選」制定に向けた働きかけや自治体の連携をより推進していくことが謳われ、全国ネットワークの重要性は、より一層増してきています。
これまでのサミット・シンポジウムと関連資料
以下のリストから、各サミット・シンポジウムの詳細と報告書PDFがご覧になれます。