「全国草原再生ネットワーク」は、2007年秋季の全国草原シンポジウムin東伊豆の開催に先だち、草原を守っていくために、全国草原シンポジウム・サミットを今後とも継続し、日本各地の草原を有する地域の関係者間のネットワークを広げ、より一層の連携の図っていく必要性から立ち上げられました。
第8回(北広島町)、第9回(みなかみ町)から、全国に拡がるネットワークを活かし、サミット・シンポジウムの開催支援を行っています。
具体的には、全国の草原に関する情報や、これまでのサミット実施経緯等の情報の提供、次期開催地の検討などを行っています。
第10 回全国草原サミット・シンポジウムin阿蘇 終了しました!
全国草原サミット・シンポジウムは、1995年に大分県久住町で第1回が開催されました。その後、2014年までに計10回が開催され(下表参照)、草原の価値や草原保全に関する取り組みの報告、草原に対する国民の関心を高めることの重要性、行政、地域住民、農畜産業者、都市住民などのパートナーシップの重要性などについて意見交換がなされてきました。
記念すべき第10回大会は、2014年11月に熊本県阿蘇市内牧で開催され、ひとつの節目となるサミットになりました。サミット宣言では、「草原100選」制定に向けた働きかけや自治体の連携をより推進していくことが謳われ、全国ネットワークの重要性は、より一層増してきています。
これまでのサミットの歩み
以下の各回のサミットについて、草原アーカイブス>草原サミット報告書で報告書がご覧になれます。
第 1回 1995 年 大分県久住町「全国野焼きシンポジウム・全国野焼きサミット」
第 2回 1997 年 島根県大田市「全国草原シンポジウム・サミット」
第 3回 2000 年 北海道小清水町「全国草原サミット 野焼きシンポジュウム・イン・小清水」
第 4回 2001 年 山口県秋芳町「秋吉台草原シンポジウム2001/全国山焼きサミット in 秋吉台」
第 5回 2002 年 熊本県阿蘇郡「全国草原シンポジウム・サミット in 阿蘇」
第 6回 2003 年 長野県諏訪市「全国草原シンポジウム・サミット in 霧ヶ峰」
第 7回 2005 年 岡山県蒜山市・鳥取県江府町「全国草原サミット・シンポジウム in 大山・蒜山」
( 2008 年 静岡県東伊豆町「全国草原シンポジウム’08 in 東伊豆」 )
第 8回 2009 年 広島県北広島町「全国草原サミット・シンポジウム」
第 9回 2012 年 群馬県みなかみ町「全国草原サミット・シンポジウム in みなかみ」
第10回 2014 年 熊本県阿蘇「全国草原サミット・シンポジウム in 阿蘇」
第11回 2016 年 兵庫県新温泉町「第11回全国草原サミット・シンポジウム In 上山高原」
第12回 2018 年 宮崎県串間市・川南町「全国草原サミット・シンポジウム in 串間・川南」
第13回 2021 年 静岡県東伊豆町「全国草原サミット・シンポジウム in 東伊豆」