第1回 全国野焼きシンポジウム・全国野焼きサミット(久住)
テーマ | 野焼きボランティア参加の可能性と未来 |
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開催場所 | 大分県久住町(現 大分県竹田市)1 |
参加自治体 | 北海道小清水町4山口県秋芳町(現 山口県美祢市)5山口県美東町(現 山口県美祢市)5熊本県一の宮町(現 熊本県阿蘇市)1熊本県南小国町4熊本県産山村3熊本県阿蘇町(現 熊本県阿蘇市)2 |
プログラム
【久住高原野焼きシンポジウム】
- 基調講演
- 各地からの報告
- 小清水原生花園(北海道)
- 三瓶山(島根県大田市)
- 秋吉台(山口県)
- 阿蘇(熊本県)
- 座談会「草原の意義とその維持のための課題」
【全国野焼きサミット】
- 野焼きサミット
全国野焼きサミット 久住宣言
日本の草原は、放牧・採草・野焼きなどの人間の営みとの関わりの中で形成され、維持されてきた。美しい草原景観が評価され、国立公園、国定公園などに指定されている地域も多い。
しかし、近年、農村における過疎・高齢化・農畜産業の不振や変質、草原に対する無理解など草原をとりまく様々な環境の変化により、日本の草原は年々減少しつつある。
本サミットでは、今日の草原をめぐる諸問題について、地元自治体の立場から議論を行い、次の点について意見の一致をみた。
閉会にあたり、この共通認識を「久住宣言」としてまとめ、ここに宣言する。
- 本サミットを契機として、日本各地の草原を有する自治体間の交流の輪を広げ、連携を密にしていく。
- 草原の価値と草原を維持することの重要性について広く世論の理解を求めるため、共に行動していく。
- 絶滅しつつある日本の草原を維持していくための方策について、共に考えていく。
1995年3月4日