草原用語

草原関連の用語を収集・整理し、検索できるようにしています。

難燃性作業服 :なんねんせいさぎょうふく

火入れの際に着用する、火がつきにくい素材でできた作業服。近年、化学繊維でできた燃えやすい素材の衣類が増えたため、火入れ作業においては衣類の選び方に注意が必要である。

ニゴ :にご

牛馬の飼料にするため、採草地で様々な野草を刈り、積んで作った干し草山。主に木曽地方の方言。

背負い式消火水のう :せおいしきしょうかすいのう

消防車などが入れない急傾斜地や林野において用いる背負式の噴霧器。一度に20リットルほどの水を携帯することができる。

 :そく

茅の単位の一つ。ひとたば。人が抱え込める量程度の茅束が一束。おおむね3把程度を寄せて一束となるが、その単位の換算は茅の種類や各地域、生産地における生育条件によって異なるようである。

 :だ

茅の単位の一つ。使役牛や馬が一度に背負える量程度の茅束が1駄。おおむね6束を集めて1駄となるが、その単位の換算は茅の種類や各地域、生産地における生育条件によって異なるようである。

差し茅 :さしがや

茅葺きの傷んだ箇所に新しい茅を差し込んで補修すること。また、補修のために差し込む茅のこと。

ジェットシューター :じぇっとしゅーたー

消防車などが入れない急傾斜地や林野において用いる背負式の噴霧器。一度に20リットルほどの水を携帯することができる。なお、ジェットシューターは芦森工業株式会社から販売されている商品の名称で、一般名称は「背負い式消火水のう」である。同商品が広く流通していることから、一般的な名称として使われることが多い。他、アキレス株式会社から販売されているファイアーハンターがある。

コエグロ :こえぐろ

刈り取った草を、保管を目的として小高く積み上げたもの。草グロや、単にグロとも呼ぶ。主に四国地方の方言。

小まるき :こまるき

茅葺きにおいて、茅の束を束ね直すこと。

草小積み :くさこづみ

刈り取った草を、保管を目的として小高く積み上げたもの。主に阿蘇地方の方言。