タデ原湿原
以下の情報は、全国草原再生ネットワークが2017年9月時点で確認しているものです。
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九重火山群の山岳地域に形成された標高1,230m~1,270m の中間湿原。山岳地域に形成された中間湿原としては、国内最大級の面積を有し、多様な地質・地形を反映した植生分布となっており、我が国を代表する湿地のタイプである。
隣接のビジターセンターがある長者原(ちょうじゃばる)は飯田高原の中心地一帯の地名。
立地
所在地 | 標高 | 面積 |
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大分県九重町 > 大字田野 | 1,000〜1,040m (googlemapからの自動計算 1030.1m) |
38ha (googlemapからの自動計算 40.4m) |
生態
草 地タイプ | 主な植 生 |
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湿生草原48 / 半自然239 | その他12ヨシ38 (備考:ヨシ - アカバナ群落、ヌマガヤ - ヒメミズゴケ群落、ノリウツギ - ヒメミズゴケ群落等) |
管理の概要
主な特徴別 | 管理の目的 | 土地所有者 |
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景観保全71生きものの保全47 | 個人32国28集落28 |
関与団体
行政関与 | 民間関与 | ボランティ ア関与 | その他関与 | 基金等 |
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環境省による管理。 市が輪地切り作業や、九重の自然を守る会に補助金を出している。市による管理作業時の人員派遣、観光PR。 |
飯田高原野焼き実行委員会(観光協会、牧野組合、九重の自然を守る会、九重町等からなる)による野焼き。 モニタリングサイト1000調査は、鳥類を九重の自然を守る会、中・大型哺乳類を九重ふるさと自然学校が担当している。 |
飯田高原野焼き実行委員会、九重の自然を守る会による草刈等の草原維持のための作業。 |
団体が関与する他草原へのリンク |
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九重の自然を守る会2九重ふるさと自然学校2飯田高原野焼き実行委員会2 |
施設
施設 | 自然公園等の指定 |
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長者原ビジターセンター | 阿蘇くじゅう国立公園(1934) ラムサール条約登録湿地「くじゅう坊がツル・タデ原湿原」 モニタリングサイト1000一般サイト「タデ原湿原」(調査項目:植物相、中・大型哺乳類) |
課題・困っていること
困っていること |
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人員不足93若手の不足102 |
観光情報
湿原内には木道が敷設されている。併設の長者原ビジターセンターは、阿蘇くじゅう国立公園のくじゅう地域の自然を紹介した博物展示施設。旬な自然情報の提供の他、くじゅう連山の地形模型や、くじゅうの四季を紹介した映像なども見ることができる。
近隣に湯坪温泉、大岳温泉、筋湯温泉、長者原温泉、星生温泉、牧の戸温泉、九重やまなみ牧場、くじゅう自然動物園、九重"夢"大吊橋、筌の口温泉、振動の滝、九酔渓がある。
文献・書籍
関連文献 | 関連Book |
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