仏沼
所在地:青森県三沢市 > 大字三沢字庭構4813地内
面積:222ha
(googlemapからの自動計算 218m)
東側を太平洋、西側を小川原湖に挟まれた低層湿原。
1934〜71年に小川原湖とつながったラグーンを干拓したが、700haのうち水田耕作されたのはごく一部で、減反の影響もあって農地化が中止された。市有地として放置されて湿原化した今も、強制排水と火入れは続けられている。
春〜夏の偏東風・ヤマセや、秋〜冬の西風・八甲田おろしといった冷たい風が吹くことから、平地でありながら高山性の植物群落や南限北限の動植物が見られる。
国内のオオセッカの約半数がここで繁殖するほか、サンカノゴイやチュウヒも生息している。