草原用語

草原関連の用語を収集・整理し、検索できるようにしています。

動力噴霧器 :どうりょくふんむき

ポンプにより圧力をかけた水を霧状に散布する器械。一般には、農薬散布のための機械であるが、火入れの消火に用いる。大量の水を広い範囲に散布することが可能であるため、火入れの事故防止に高い効果があるが、運搬に軽4輪トラックなどが必要であるため、導入できる箇所はある程度限られている。略称「動噴(どうふん)」

飛び火 :とびひ

火事などの時に火の粉が飛び、離れた所が新たに燃え出すこと。火入れにおいては、火のついた枯れ草等が気流に乗って防火帯を超えて着地し、周辺の草原や林地などに火が広がっていくこと。

ドリーネ :どりーね

カルスト地形に成立する凹地のこと。秋吉台でのドリーネ耕作が有名で、ゴボウやサトイモなどの根菜が栽培されている。

 :だ

茅の単位の一つ。使役牛や馬が一度に背負える量程度の茅束が1駄。おおむね6束を集めて1駄となるが、その単位の換算は茅の種類や各地域、生産地における生育条件によって異なるようである。

大陸系遺存種 :たいりくけいいぞんしゅ

遺存種の項を参照。