有畜農家 :ゆうちくのうか 家畜を所有する農家のこと。かつての日本においては、農作業に使役動物を従事させたため、ほとんどの農家が家畜を飼育していた。しかしながら、現在は農業機械や化学肥料の発展に伴い、使役動物はもっぱら用いられないため、ほとんどの農家が無畜農家である。そのため、今日では日常的にこれらの農家を区別することはない。 阿蘇地方では、草原の入会権を牧野組合が有してきたことから、牧野組合に加入する農家の分類のために使われている。