草原用語

草原関連の用語を収集・整理し、検索できるようにしています。

有刺植物 :ゆうししょくぶつ

植物体に、棘を有する植物。草原においては家畜が忌避することから、放牧地や放牧跡地に多く見つかる。主なものとしては、ハマナス、ノイバラなど。

優占種 :ゆうせんしゅ

ある環境において最も生育・生息する範囲が広い、または密度が高い生物種。

有畜農家 :ゆうちくのうか

家畜を所有する農家のこと。かつての日本においては、農作業に使役動物を従事させたため、ほとんどの農家が家畜を飼育していた。しかしながら、現在は農業機械や化学肥料の発展に伴い、使役動物はもっぱら用いられないため、ほとんどの農家が無畜農家である。そのため、今日では日常的にこれらの農家を区別することはない。
阿蘇地方では、草原の入会権を牧野組合が有してきたことから、牧野組合に加入する農家の分類のために使われている。

有毒植物 :ゆうどくしょくぶつ

実や茎、葉、根などの植物体に、毒を有する植物。草原においては家畜が忌避することから、放牧地や放牧跡地に多く見つかる。主なものとしては、レンゲツツジやオキナグサなど。

雪囲い :ゆきがこい

豪雪地帯において、冬季の間、積雪による様々な影響を防止・緩和するために、建物を囲う垣根のこと。(茅のほか、板や竹なども使われる。)

葦刈り :よしがり

ヨシを刈り取ること。茅刈りの一つ。