茶草場 :ちゃくさば、ちゃぐさば 茶畑に近接する採草地のこと。茶草場で刈った草は茶畑の株元に敷くために使われる。2013年、国連食糧農業機関(FAO)は、世界的に重要な地域として「静岡の伝統的な茶草場農法」を世界重要農業遺産システム(世界農業遺産)に登録された。
世界農業遺産 :せかいのうぎょういさん 2002年、食料の安定確保を目指す国際組織「国際連合食糧農業機関」(FAO)によって開始されたプロジェクト。後世に残すべき生物多様性を保全している農業上の土地利用方式や景観を登録している。日本では、平成25年に「静岡の茶草場」「阿蘇の草原の維持と持続的農業」の2地域が、草原に関係する世界農業遺産として認定された。